昔どこかで出会ったローソク
昔どこかで見た器の模様
昔どこかで飲んだワイングラス
どこかレトロな面持ちを・・・
昔どこかで出会ったローソク
昔どこかで見た器の模様
昔どこかで飲んだワイングラス
どこかレトロな面持ちを・・・
11月22日のPM5:10 ようやく雲が晴れた。
明日の天気は雨・・・。何時来ても気難しい富士山は姿を見せてくれなかったが、
やっと雲が切れて姿を現した。
仕事の日には自宅からも遠くに白い富士山がよく見える。
自分に合わせては天候は変えられない。
少し興奮したのか、昼間にフイルムカメラで撮影したフイルムを
新しいフイルムと勘違いして、無理やりマガジンに挿入しようとして
開けてしまい感光させてしまった。「何かおかしいな・・・」と思いつつも
この情景を撮りたいと思い焦ってしまった。
”ああ、未熟者”と心で叫んでしまった。
周辺のホテルや旅館は満杯の盛況ぶり、不況など全然感じさせない雰囲気・・・。
やっとの思いで、Webで「湖のホテル」の空き室状況を調べて、予約した。
ホテルは築50年経っていて古めかしいが、廊下や部屋にはオーナーの絵画コレクション
が飾られていて素晴らしく、食事も美味しかったし接客姿勢も良かった。お風呂も広い。
特に、ロビーに置かれたチェアーに腰掛けてみると、実に心地よかった。文学者か
物知りの学者様にでもなったような気分にさせてくれる。妻はワインに酔い、その椅子で
スヤスヤ眠ってしまった。
近くの大石公園には外国人の姿もあった。熱心に笠雲のかかった富士山を描いていた。
きっと自分の感性を富士山の姿に重ね合わせているのかも知れないと
勝手に想像させてもらった。
数週間前に咲いていた数々の花の姿はなく、秋の終焉を思わせる紅葉が
美しい。今年は実に紅葉が一段と冴えた・・。
明日はポリフェノールのたくさん入ったワインを求めて、
ワインセラーに行った後、山梨名物の「ほうとう」を食べようと密かに考えていた。
夢の自転車に乗って走りだそうか?
それとも、自宅の書斎にこもって読書にふけるか?
人それぞれの道を行く事だろう・・・。
この間、写真を送ってくれたオジサンの手紙に
「今年送られた同窓会名簿に19名もの物故者がいた云々・・・。」
と書かれていた。とても悲しそうで本人も意外だともうかがえる
文面があった。
確かに、考えてみると人は皆歳を重ねるから
誰だって同じ事を考えることだろう。
そんな思いを乗せて、夢の自転車に乗って見たくなった・・・!
近い将来、「同窓会名簿」の物故者欄に自分の名前がのった時の事を、
オジサンは見ることは決してない。・・・・・なんて勝手な想像をめぐらしながら
飲む朝のココアは何時になく甘さが口に広がった。
よく息子に言われる、「お父さんのBlogは話題が暗いな」
確かに考えてみると、そうかもしれない。
しかし、「性格はそう簡単に変わるものじゃないよ・・・。」
としか言えない。
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