もしその時にその現場にいなければ、事件に巻き込まれる事は無かった。いくら言い訳をしてもそこにいた事実は否定することはできない。あの時、偶然出会っていなければ、何もなかったのだと言ったところで、いたのだから仕方がない。よく、言い訳をする人がいるが、言い訳自体通用しない。タラレバは事実の歪曲だ。それよりも、事態を重く受け止める謙虚さが必要であると思う。すべて自己責任でその場を処理できる事が強さだと思う。
今日ひさしぶりに会った人が運悪く交通事故にあい病院通いだそうである。聞いてみると、交差点で正面衝突をしたそうで、もらい事故である。相手の車の運転手はよそ見しながら交差点に疾走してきた。そのまま正面衝突。青信号で何不思議なく通過しようとしている所に思いもよらず衝突した。車は大破し、九死に一生を得たそうである。「もし、相手がよそ見をしなければ交通事故は起っていなかった。」しかし、実際に起こってしまった事にタラレバは無い。生きていたのが唯一の幸いとなった。今は、身体の所々が痛く、通院して加療中である。タラレバを言わず、謙虚に現状に即した対策をとっている態度には感心させられた。本人から決して“タラレバ”の文言は無かった。「偉いな!」早く元気になって欲しいとこちらも思った。
そうそう、ゴルフでも時々タラレバを言う人がいるが、駄目な結果が実力なのだ。タラレバは聞いていて見苦しいし、自身の驕りと傲慢だ。悔しいだろうが、謙虚になるべきだと思う。
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