いよいよ冬の到来、裏日本の山間部にはおびただしい積雪が見られる。
全国的に気温が下がった。日本の上空付近には寒気が流れ込んでいるという事である。
曇天模様の空の下、手足がかじかむ。ストーブで下半身を温めていると幸せな気分になる。
頭寒足熱が健康に良いと聞かされた。中学生の頃、寒中に窓を開けて、下半身にモーフを巻きつけ、足にあんかして勉強した事を思い出した。そうしていると頭が冴える様な気がしたからだ。しかし、成績は今一だった。
雲低く 手足しばれて あんかかな
近所の先輩が家の前を通りかかり、2階の窓付近に石を投げつけた。
「おーい、声を出して勉強したって、頭に入らないよ・・・。」
大声で、どなるように本を読んでいた声が道路の所まで聞こえたのだろう。大声を出してないと睡魔に襲われてしまうからだ。又、目で本を見て、声を出して、それを耳で聞き、手で重要は所を書き記す事、4つの感覚器官を使うのでよく記憶できると思ったからだ。だから大声になってしまった。
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