この木目が何人もの話を聞いている。このテーブルが置かれてから、50年以上が経過して、色々な人が訪ねてきてはお茶を飲みながら話をした。今は時々しか使わないが、3年前までは毎日使われていた。このテーブルに座ると、楽しい事悲しい事が木目と重なって見える。このコーヒーカップも色々な思い出がある。コーヒーの味がさらに一層深い味になる。過去を振り返り、唯、感謝・・・・。未来に向かって全力投球・・・。そんな気持ちにさせてくれるテーブルの木目。
子供の頃、畳に横たわって天井の木目を見ながら、色々な事を考えた事がある。木目は何時も話し相手になってくれた。だから日本家屋は好きだ。鉄筋よりも暖かく、この国の誇りだ。自然とともに暮らす感じなのだ。
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