昨日、ゴルフの練習に出かけたらインストラクターが話しかけてきた。「ストレートばかりでなくスライスを打ってみてください。」しばらく打っていると今度は「フックを打ってみてください」と言った。両方打つ事で正反対の球筋を打つ動作が身につく。本来自分の癖はどっちかといえばフック系なので、同じ練習をしすぎるとフックが強くなりすぎてしまう。その為に身体のコントロールが出来なくなり深みにはまり、練習をすればするほどおかしくなる。「行き過ぎ」てしまうのだ。そこで正反対のイメージで球を打つ事で自分の習性を把握する。両方の球筋が打てたら今度はストレートの球筋を打つとよい結果が得られるというのである。
ところでAJボナー(ゴルフのテーチングプロ)のAJ REVEALS THE TRUTH ABOUT GOLF(DVD) のThe Truth About The Driver,Parts 1 & 2で一般のゴルファーの上達段階には3つのステージがあり,ステージ1 スライサー 、ステージ2 フッカー 、ステージ3 、フェースをリリースしてフックボールを打たない者と説明している。誰しもたどる通り道だそうだ。
4,5年前からAJ打法をとりいれて練習しているが、練習の効果が上がりスコアーもラウンド回数は少ない割にはよくなった。AJのDVDは日本では現在売られていないため、インターネットでアメリカから買う事が出来る。このDVDではリストターンを主体に説明がなされていてゴルフはスウイングではなく、如何にクラブという2つのテコを持つ道具を使いこなすかと説明している。現在のスウイング理論とは間逆の理論。最近、ボディターンが主体でリストターンは注目されない。しかし、練習を重ねるにつれ、知らない人がみるとゴルフスウイングになってしまうのだ。しかも上級者に見えてくる。球筋も・・・、これは謎・・・Truth About Golf…なのだ。
インストラクターの目にもAJ打法は見抜けなかったようだ。何も言わなかった。手品の種を自分だけが知っていて、何食わぬ顔をしてボールを打つ・・・心のどこかに楽しさと誇らしげな陽気さが漂っていた
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