今日は旧白州邸 武相荘buaisou(東京都町田市能ケ谷町1284)を訪ねた。その途中に薬師池公園で菖蒲を観賞した。初夏を思わせる日射しの中散策した。
昨年の事だと思いますが、NHKで白州次郎と正子の物語を放映していたのが記憶に新しい。どんな感じの所に住んでいたのであろうかと楽しみにしていた。立ち寄った武相荘は田舎の造りで茅葺屋根の家であった。さすがに随所に人柄が偲ばれた。二人の若き日の写真には「野人」の次郎と「韋駄天お正」の正子が映し出されていた。ともに海外に留学して学問の研鑽を積んだが、激動の第2次世界大戦の最中に特異の存在であったようだ。知性と感性のとりなす生活空間を至る所に残している。真の日本人の生きざまがそこに今も厳然とあった。
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