レンゲショウマの花が御岳山に咲いているという情報をもとに出かけてきた。すこし霧がかかっていてみずみずしい写真が撮れるかも知れないと思い出かけた。御岳山のケーブル付近にはやはり中高年の人達が多く集まっていた。何時も歩く道ではなく、急坂道を上って行った。途中息がつまった。レンゲショウマの群生地とは逆の神社付近の裏道にさしかかった時にまばらに花が咲いていた。今年は昨年と比べて少ないそうである。しかしながら、途中から日がさし綺麗な花弁を観賞する事が出来た。カメラを肩からブル下げた数人の写真愛好家とすれ違った。
神代ケヤキの近くのお店でとろろ蕎麦とコーヒー(ケーキ付き)を食べて身体を休めた後も色々な角度でシャッターを切った。写真は足で撮るものと思った。御岳山には旧友がいるが今は弁護士になって活躍しているそうである。昔、正月に彼の父親が営む宿坊に泊まり山を歩いていたら、突然大雨に襲われ、落ちていたムシロを頭からかぶって歩いていたら、通りがかった外人に「ベッカー」乞食と罵られた事があった。そんな事をふと思い出して懐かしくなった。彼の家にはよらずに下山した。
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