忘年会はスプーン1杯のビールで - 蒼い凝り人の独り言

忘年会はスプーン1杯のビールで

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  今日の忘年会では乾杯の挨拶を頼まれた。形式的にグラスにビールを注ぎ込み右手にとって立ち上がった。
「皆さん今日は、僭越ではございますが御指名でございますので乾杯の音頭をとらせていただきます。
 皆様方に置かれましてはますますのご健勝とご発展を祈願し、また当会の発展を祈願いたしまして乾杯
をいたしたいと存じます。

 乾杯!」唇にビールの苦味が広がった。着席した、そして料理に目をやった。
すぐにウーロン茶を頼むと、誰もお酒を継ぐ人はいない。しばらくして数人の人と歓談して楽しい時間をすごした。

  一のしめが終わったときに、退座した。 この場所で、3年前の忘年会で左目の眼底出血をした。
酩酊するくらい飲んだ最中だった。もう二度とこの忘年会には出ないと決めていた。というより恐怖だった。

最初は忘年会に欠席の返事をしていたが、主催者側から出てほしいと言われて、決断した。
今でも飲む気になればいくらでも飲める。

 しかし、自分を如何にコントロールするか実践する場だと思って臨んだ。
やっと回復した視力(80%)を失いたくない意思が強い。飲んでいる人の気持ちはよく理解できるので、
座持ちを上手に出来るように心がけた。しかし、宴会はつらい。水でおなかがパンパンになってしまった。

  帰宅すると、コーヒーを飲み、どら焼きを食べて家族と団欒した。以前には、酔いどれて2次会、
3次会と飲み歩き明け方近くに帰宅した人間がどこかに行ってしまった。

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この記事について

このページは、yoshirouが2010年12月12日 08:00に書いた記事です。

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