2011年2月アーカイブ
ここ2,3日は比較的気温が高い。木曜日ごろには最高気温が15℃以上になりそうである。気温が上がると花粉の季節がはじまる。暖かくなるのは歓迎だが、煩わしい季節と思っている人も多いと思う。
2日前に蕾だったが、今日になって少しずつ開花をはじめた。この花を見ていると、まだまだ日本は安全な国である事を感じる。
ところで、リビヤからの避難民がエジプトにワゴン車で入国するニュースが流れていた。必要なもの以外のすべてを国に残して逃れていく姿に、緊張と恐怖を禁じえない。日本から距離が離れているからといって、影響が少ないとは言い切れない。
最近の政治を見ていると、反政府デモがこの国に起こらない保障は無いと思う。民主党の政治も小沢問題をはじめ、予算案が難所に乗り上げている。まだまだ勤勉で働き者が多いこの国は安全と政治家達は考えておられるようだが、国民に甘える政治で本当に大丈夫なのだろうか?今後、政治不信が積み重なれば、歯を食いしばって頑張っている人達も、最後には切れてしまうかも知れない。反政府デモはやがては中国、そして日本にも波及するかもしれない。貧困の爆発など決してあってはならないと思う。今のところまだまだ安全と思うが、ここ数年の不景気はますます加速されてきたようだ。
この様な情勢の中、花の開花を自分の部屋で見られる幸せを神に感謝したいものだ。ニュージーランドでは大規模な地震による被害があった。どうか、今後とも世界に平和が訪れますように・・・。
夕方に息子と彼女が訪ねてきた。と言っても
テレビの代金を受け取りに来た。息子たちにテレビをプレゼントしたからだ。
ちょうど食事の時間になったので、寄せ鍋で歓迎した。
息子の彼女から手作りのクッキーをいただいた。
ティラミスを作ったが、固まらなくて失敗したそうである。
今度来るときには、きっと完成品が届くかもしれない。
息子と彼女の写真を撮ったら、
その写真を見て、しきりにふけたふけたと落胆した。
「この写真もって帰る」と言って写真をカバンにしまいこんだ。
1年前に撮った写真と比べて見ると確かに苦労の後が見て分かる。
それだけ世の中にもまれた証拠だ。微笑ましい。
また、元気で訪ねてくることだろう。
しめりけの
失せし土に
舞う雪は
時を語らん
風の間合いに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぽんちっち ほんちっち
乾いた空気
空と土
白、一色に衣替えかと思えども
けだし、瞬時に日の光
木々は霞の中にあって
寒々 寒々
昨日は朝方降り出した雪がすぐに止んでしまい、薄日が差してきた。多少は湿り気を帯びたかな。
しかし、1日たつと空気は乾燥してほこりっぽい。
3年前に身体を壊してから、いろいろ食事制限をして正常な状態に回復した。毎日血圧を測り体重計に乗り健康をチェックする生活が続いている。
先日、お寺の坊さんからお酒をいただいた。禁酒していた身体に仏様のお慈悲と禁酒を解禁することにした。しかし、大体、一合までと決めている。慈悲のお酒は身体にほかほか、次の日も快調に仕事が出来る。底なしのザル状態で酒を飲んだころの事はぜんぜん覚えていない。こんな飲み方をしていたら、病気にはならなかったものをと反省している。痛い思いをして悟った事だ。
朝起き際に、「カチンポーン」という父親の声がした。昔のお墓の情景が目の前に思い出された。小さな一区画の土地の周りに数本の竹で囲まれたお墓、真ん中に木の墓標が置かれていた。今のお墓は立派なお墓に生前父が作り変えたが、以前はお粗末。
父親に背負われてお墓に連れて行かれて、「カチンポーン」といってあやされた2,3歳ごろの記憶の断片がある。その言葉が突然聞こえた。「お父さん来ているの」と思わす心でつぶやいた。いるはずが無いと次の瞬間に思った。親父の遺言いまだに果たせてはいないよとまた心でつぶやいた。
今後、自分の人生どのようになるか計り知れない。数年したら子供達が帰ってくる。その時には家内と実家に住むようになると思うが、今はいろいろお他人様から言われても判断がつきかねる。
今はただ管理して、近所にご迷惑をかけないように努めている。今日もこれから出かける事にする。
やっと、実家にも紅梅が花開き始めた。北向きの庭なのでいつも開花が遅れる。
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