2011年6月アーカイブ
子供の頃からよく行った多摩川のアユ釣り、今では竿を出す事をしなくなった。アグファ カラートを片手に橋の上からアユ釣りを見物していた。1時間ほど見ていたが全然釣れない。水温が低くてアユが育たない。放流河川なのでアユの数も知れている。放流したアユがおとりアユを追わなくなった。野性が失われてゆく自然。この河川も以前は水量もあり、河原には砂利が沢山あったが、今では都会の建物の一部に使われ、川底に砂利が減り、水面が下がってしまった。そして、土砂が堆積して草が茂るように変貌した。昔は河原にこんなに草は無かった。何か不自然な緑とこの暑さがおかしい。
川面に西日が差しこみはじめ、まぶしく反射していた。この写真は1週間前の木曜日のことであった。
フジフイルムの中判カメラの宣伝を見ていた時の事、蛇腹のある懐かしい風態に父の残したカメラの事を思い出し、実家の押し入れの中にしまってあるカメラを出してみた。使えるのかな?古い風態、コンパクトカメラのようだ。このカメラ,撮影が出来るのであろうか?一体何時頃のカメラなのであろうか?動かしてみるとすべてがマニュアル、フラッシュの為のシンクロスイッチ以外一切電気を使わない様で、電池を必要としないカメラだ。この節電の時期にふさわしいな。レトロな趣に懐かしさが増した。
「KARAT」と検索してみたらカメラ名はアグファ カラート4 といい、製造年月は1951年でドイツ製 アグファ。ピントは 上下像合致式の距離計で合わせ、フィルム巻き上げにはレバーを手前に推す、それと同時にシャッターを押せる状態になる。裏蓋を開閉してフィルムを挿入する。使用フィルムは135サイズで 2.4×3.6cm 36枚撮り、シャッター PRONTOR-SVS B、1~1/300 レンズ名は AGFA SOLAGON 焦点距離50mm F2.0である事が判明した。なるほど、(^u^)。
さて、ISO100と小さなつまみに書いてあったが、ISO400 24枚撮りを装填して試し撮りをしてみたら少し露出オーバーでピンボケだけれど写った。60年前のカメラか・・・。レンズの中には細かいカビがあるがとれそうにない。露出計がないので、デジカメのオートの時のF値とシャッタースピードを参考にしたが撮影が難しい。うまく撮れれば味があって楽しいかもしれないな?カメラのキタムラに行き、現像をしてプリントしていただいたが、受け取る時点で全然写ってなかったらどうしようとドキドキした。「お、写っているぞ・・・。」何しろ結果が、現像をしてみなければ分からないから、不安と期待が入りまじり楽しみだ。
デジタル一眼レフ カメラ で撮影したKARAT
KARATで撮影 (同上)
フイルムカメラの良さがある。試し撮りでも味が出ている。レンズの汚れ、シャッターが固いことから、手ぶれも味の一つになった。
ちょうど良い時か?
朝露にユーモラスに!中央の花の下の虫が動かない・・・。細かくクモの糸が葉を行き交う。
あの地震から様々な亀裂が入った。
まず津波、そして原発事故そしてとうとう政治に亀裂。
政治家たちは一体何を考えているのだろうか?
誰が総理になったところで、この混迷から抜け出すためには
日本人が一体となって向かわなければ解決しない。
結局は、増税されて国民は働かざるを得ない。おちは決まっている。
政治家達の行動を見ていると、腹だたしくなってくる。そんな政治家たちを国民は選んでしまった。
何時の頃からか、この国のシステムがフリーズしてしまった。
今日の午後、内閣不信任案は可決されるであろうか?
結局、茶番劇のような結末、内閣不信任案反対293、賛成152で否決
後味が悪い感じ。総理が退陣する意向を表明した事により事態は収束をした。
しかし、被災地復興は1日以上遅れることになってしまった。
どんどん、被災地復興に向けて政治家は働いてもらいたい。
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