子供の頃からよく行った多摩川のアユ釣り、今では竿を出す事をしなくなった。アグファ カラートを片手に橋の上からアユ釣りを見物していた。1時間ほど見ていたが全然釣れない。水温が低くてアユが育たない。放流河川なのでアユの数も知れている。放流したアユがおとりアユを追わなくなった。野性が失われてゆく自然。この河川も以前は水量もあり、河原には砂利が沢山あったが、今では都会の建物の一部に使われ、川底に砂利が減り、水面が下がってしまった。そして、土砂が堆積して草が茂るように変貌した。昔は河原にこんなに草は無かった。何か不自然な緑とこの暑さがおかしい。
川面に西日が差しこみはじめ、まぶしく反射していた。この写真は1週間前の木曜日のことであった。
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