昨日に変わり、今日は曇り空の下・・・、
「この花は?」
「沙羅双樹・・・」
「平家物語に出てくる?」
「そう・・・。」
短い会話・・・。
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
(シャラノキ、別名ナツツバキ)
先日、iPhoneで撮影した時はぶれたが、今日はOK。
この木の近くに来た時に、多くの花弁が地に落ちて散らばっているのが見えた。
そして、枝には沢山の蕾があり、今まさに咲こうとしている花があった。
意味ある人生を味わい、1日1日を大切に、この瞬間を大切にしたい気持ちになった。
身近に感じた「平家物語」の言葉・・・。
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