静岡の親戚から、コメが届いた。今年は収穫まじかに日本列島を縦断する台風に苦戦を強いられ、収穫が危ぶまれたが見事収穫され当家に届けられた。食べてみると太ったお米という感じでさっぱりした感触であった。
穂が大きくなりすぎて稲が倒れそうになり、それを支えるために真夜中まで汗水たらして働き、とうとう血尿が出るほど大変な農作業だったと聞く。
いただいた方は食べるだけ・・・・。しかし、その労力の賜物としての米の味に深い営みを感じる。人は一人では生きられない。人間・・・人と人の間・・・・・まさに感動の営み・・・・・・・・すべてを支える蒼い地球がその舞台で、人間たちが営みを続ける。農作物は造り手に正直に応えるものだとつくずく思う。
食することのありがたさ。当たり前にある食材が人の口に入るまでに数えきれない労力と作物を育て上げる自然環境がその背景にある。ただ食べるのではなく食に感謝して、深く味わう事・・・・が自分にとって必要な事だ。
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