リンゴのようなセンリョウの実
自分ではダイエットに成功して調子が良い。
しかし、2年ぶりあった人が妙な目をして私を見ている。
きっと痩せたねと言いたいんだなと思い、
「痩せたって言いたいんでしょ・・・」と言うと、
「どこか悪いんですか」 という返事が返ってきた。
痩せた事が悪いという先入観念があるのだろう。
「いえ、意識してダイエットに挑戦したんです。健康管理のために・・・」
「よく、痩せられましたね」
普通では痩せられないが、自分にとって限界を体験すれば痩せることなど出来な
いわけがない。医者から、痩せれば数値が下がりますよと言われても、中々出来
ないものだ。自分では痩せた事は自分に対する正当性があるが、
他人にとっては「癌か重症の糖尿病」くらいにしか思われないもの。
友人に病人扱いされたのも悔しい。 完全に無視されてしまった。
見返してやるから待っていろ・・・自分の気持ちに言い聞かせる事にする。
弱い動物が群れから見放され、あげくの果てにいじめられて、食い殺されるシーン
があるが。それに似た扱いをされたような気がする。友人の本質を垣間見た
気がする。納得・・・納得・・・
みすぼらしい物や事に目をそらすのが人の常、そんな人に温かく接する人を
見かけるとしみじみ涙がこぼれる。真の優しさは筆舌を尽くしても、表現出来ない
程の救世主なのかもしれない。自分は今までに、弱った人や事に目をそむけずに
一緒になって苦しみ、傍から見れば愚かな事をしていると笑われた事もある。
決して人を憎まないし、恨まない。これも父からの遺言であった。限りない愛を
自分に与え続けた父に今日も感謝しようと思う。
悲しい時、辛い時に父の残した遺言が無形の財産となって、我が人生の道しるべ
になっているとしみじみ思う。今年の12月三周忌の法事がある。
人生無常とはいえ、生きる以上は一所懸命を心がけることにする。
桔梗
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