蒼い凝り人の独り言: 2010年11月アーカイブ

2010年11月アーカイブ

想像する小人

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DSC00089.gif コーヒーカップの中にゆらゆらと明かりが揺れている。よく見ると明かりが何かを囁いているようだ・・・。

「幼少の頃は大人たちの世界が上に見えただろう。しばらくして君が年をとり、自分より若い人達と自分よりも年老いた人達を見る時期が来たでしょう。やがて、自分の年齢の下に多くの人達の生き様を見るように老いて行く・・・。それが人生の上、中、下なのさ・・・。

 或いはね、過去は色々辛い事や楽しいことがあったが、現在はこんな感じになった。だが、未来はよりよい世界が待っているかもと夢を託しながら必死に生きてゆく。色々想いをめぐらして考える事もあるかも知れん。それは、過去、現在、未来だね。

 人生を三つの言葉で表現すると面白いものだよね。ほら、青年、壮年、老年とか、誰もが皆体験することだからね、色々な三つの言葉を思い浮かべれば人生さらに楽しいものとなるよ。それはこの世が時間とともに展開する世界だからね・・・。」

コーヒーカップの明かりが揺れて、三拍子の世界を語ってくれた。同時に・・・ほろ苦さが口に広がった。

百歳の葬儀

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 友人の父でわが業界の大先輩が、逝去された。

何時かは来るであろうと、思っていたが、FAX連絡網での知らせが届いた。

100歳の逝去は驚きとともに立派な人生をまっとうした事だと思う。

90歳代にゲートボールをしてピンピンしていたが、数年前より病院に入院していた。

自分が幼少のころに、父の元に尋ねて来た時の事、出されたお茶で口をぶくぶくしながら、何杯となくお代わりしていたのを思い出す。

ニコニコしながら高いトーンで話していた。帰った後、それをまねしてお茶を含みぶくぶくしていたら、母親に「行儀が悪いことはやめなさい」

と忠告を受けたことがある。 

「あのおじさんがやっていたよ・・・」

と言ったら、

「人が見ていて気持ちの悪くなるようなことは慎みなさい」

と叱られた。

お茶をぶくぶくするおじさんはやがて「勲五等瑞宝章」を授賞された。いろいろな実績が評価された為と思われる。

これで、明治生まれの知り合いが、すべていなくなってしまった。それもそうだ。

このおじさんは明治43年生れであった。

時の流れは止められない。しかし、おじさんの生き方は後輩たちに受け継がれることだろうと思う。 合掌

争う国々

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 日曜日の朝、朝陽にナンテンの実が映える。今日は米韓合同演習が行われるが、

北朝鮮がどのような行動に出るのか心配だ。

緊迫した気配が伝わってくるようなブルーの世界、ナンテン赤に平和の願いを託したい。

 米軍基地が近くにあり、戦争が始まれば、ミサイルの攻撃を受ける標的になってしまうだろう。

いつ何時、ミサイルが飛んでくるかも知れない不安がある。周辺には民家が密集し危険性が高いと思う。

今日は飛行機はまだ飛んでいないようだが、おそらく警戒態勢で望んでいることであろうと思われる。

そんな緊張が背景に写し出されているような写真になった。

夢物語3

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カメラのレンズの中古を買ってきた。それを早速本体につけて撮影した。いまいちの映像に高い買い物をしたといった感じ。
「安もの買いの銭失い・・・。」掘り出し物ではなかったが、スナップ程度の画像にがっかり。
まるでお金をドブに落とした様な感じがした。
 今日は疲れたので早寝をしようと思ったが、興奮して夜遅くまで起きていた。床につくとすぐに寝た。
そして夢を見た。家内と二人で道に迷い、携帯電話で問い合わせようとしていると、そこに小柄なおじさんが出てきた。
いきなり財布の入ったバックをひったくると暗闇に逃げようと走り出した。突然立ち止まり中から3,4万円を抜き取ると、
こちらに向かってバックを投げた。そして、不気味な微笑を浮かべてお金を手でつかみそれを得意そうにピラピラさせた。
その後、暗闇に逃走してしまった。なんとも味気ない結末・・・。朝は比較的温暖で1日が過ごしやすそうである。

DSC07668.jpg 紅葉が終焉に近づいた。部屋の中は暖房に変わった。猛暑が続いた今年の夏も一気に冬に変わろうとしている。気温の温度差が激しいことが見事な紅葉を招いたようだ。部屋の中の空気を循環させるために天井に向けて扇風機が活躍する。夏も冬も働いてくれる扇風機が今日はBlogに登場した。


 ところで、当Blogのヘッダーの写真も鉄塔の脇に薄らと浮かび上がる月にした。そこはかとない冬の足音がそこにあるようだ。これから頭寒足熱の季節が到来する。温かい飲み物が身体に優しい季節にどなた様も身体をいたわり生きていって欲しいものである。
 

今日は空調が故障して寒い思いをしていた部屋が、無事修理が終わり暖かい部屋に変わった。何日間か寒い思いをしたが、これで一安心だ。

晩秋は赤が主役

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pirakannsasu.JPG 実家の垣根に、主役はピラカンサスだ・・・ 

 11月4日の事だった。昔の友人にばったりとあるゴルフ場で再会、予期しない再会だった。昼食の最中、見るともなく組み合わせ表(メンバー表)に友達の名前があったのに気がついた。まさか!・・・。最初は同姓同名の人がいるのかなと思ったが、パーティ会場に入ってみるとまさに当人であった。少し身体が震えるような感動があった。何年ぶりのことか、自分でもわからない。中学時代、高校時代、大学時代の親友だ。双方とも色々と立場の異なった社会で活躍し、生活するうちに次第に疎遠になった。しかし、何者かが引き合わせたように、再会したのだった。「縁は異なもの味なもの・・・」とつくづく感動した。
 しかし、友人は以前より一段とやせた私を見て、昔の面影がなく誰だかわからず少し戸惑った様子でいたが、此方から名前を名乗るとやっと気づいてくれた。その後電話やメールでアドレスをやり取りした。その後、友人からの電話で父の霊前にお線香をたむけたいという主旨の意向があり、遠路はるばる、実家に尋ねて来ていただいた。
 早、何十年かが急速に通り過ぎてしまった。4時間ほど懐かしさやら、楽しさで共有した時間はわが人生の宝物だと脳裏で反芻する。お互いに健康で長生きすることに人生のベクトルが向いているようだ。故事に「 朋遠方より来る有り、亦楽しからずや」という一節があるが、まさにその言葉どおりの1日であった。朋 とは志を同じくする友という意味であるが、思うに、仏道を垣間見た朋なのかもしれない。

DSC07611.jpg

色は匂へど 散りぬるを・・・ 今年も桜の葉が散ってしまった。

短い秋が 終わってしまう・・。今しがた 雨が降り出した。 気温も低い。

そこはかとなく 心の隙間に悲しみと 懐かしさが ある。

父が 逝去して3年が 確実に過ぎようとしている。

父思うゆえに 自分もまた 人の父なり・・・人の世の定めを感じる枯葉かな・・・・・・。

半熟卵カステラ

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 午後の8時を少し回った頃に、息子と彼女が尋ねてきた。娘の友達からいただいたお米を少し分けた。

手土産に「半熟卵カステラ」をいただいた。2010年の大河ドラマ「龍馬伝」を見終わってからコーヒーと一緒に食べた。

hannjyukutamagokasutera.JPG 切り分けるとhannjyukutamakiri.JPG 

中から卵のエキスが出てきた。

一口で濃厚な味だ。

憩いと安らぎ

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 夕食に、酸化剤を使ってないボジョレーヌーボを口に含むと、ほろ酔い感じになる。

そして、食卓に花が咲く。少量の美酒が身体によい。

深い味わい・・・。

ワインを飲むと家内はこてんとソファーでうたたね!

以前に菅平高原スキー場 に出かけた時に買ってきたワイン抜き(スクリュープル)を使って

栓を抜くと甘酸っぱいワインの香りが漂う。時を味わい、空間に夢を走らせる憩いの時間。

”健康になってよかった”

今日はいつもダイエットして 調教している身体に 少しばかりのご褒美をあげた。
 

心の幸

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 農家の人より大根をいただいた。いましがた抜いてきたものだ、
新鮮な大根に大地の恵みを感じる。

daik-1.JPG
 

写真に撮ってみようと思った時、静岡から宅急便でお米が届いた。

komesizu-1.JPG

今年も丹精を込めたコメを見て、本当に感謝に堪えません。
こちらとしての誠意をどんな形であらわせば良いのだろうかと思案してしまう。
今年は暑さの為、非常に苦労しているという事は伺っていた。
美味しく誠意をいただく事が真の感謝の気持ちだろう。少しご都合主義なのかもしれないが、・・・・。

寒さが一段と

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寒さが一段と寒い。
窓際のストレプトカーパスは咲きだした。コーヒー片手にBlogする夜に。
気温が下がると空がすんでくるというが、黄砂の影響ですっきりしない。
限りなく蒼い空が恋しい。
でも、2,3日すればきっと蒼い空が広がるだろう。

sutasu.JPG

驚き・・・

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 小学校の頃の友達が、半身不随で2ヶ月間入院した。そして、退院後にばったり会った。

杖をつきながら歩いてきた。それを見て、自分の目を疑ってしまった。

正直言ってショックを受けた。よく川や山で一緒に遊んだ仲。いいやつなのに、・・・・。

ご本人はタバコと糖尿で脳梗塞になったと一言。そう言えば ヘビースモーカーだったな・・・。が、

今は食事制限してリハビリ中・・・。16kgも痩せてしまった。

しかしながら、頑張って生きて欲しいと思った。

あれほど元気な人が突然に倒れるといった事はよく耳にする事だが、驚いた。

自分としては、これから先の人生、一つ一つ物事を大切に生きて行きたい。

きっと友達も健康になるように努力する事であろうと思う。自分の身体は自分で律するしかない。

これから寒い冬に向かう。

身体に無理をかけないように、とは言っても適度な刺激を身体に与えながら、生きて行くことにする。

DNAは生きている

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 秋の褒章受章者に家内の兄さんの名前がありました。今までのご苦労が評価されたと思います。
澤田(故)さんや家内のお父様(故)さんが霊界で喜んでおられると思います。
亡き父(家内)が生前「あの君は将来国宝になる人間だ」といっていたのを思い出しました。その言葉を裏付けるように、
確かに頭角を現してきました。さすがです、太安万侶の子孫である事が証明されました。
素晴らしいの一言に尽きると思います。社会が認めるという事は本当にすごい事ですね。
もう気安く話しかけられない雲上人になってしまった。今後も「蒼い凝り人」をよろしくお願いします。
世が世なら、もともと雲上人なんだからね・・・。 

                     花開く 秋の褒章 やすまろの 命の化身 ここに現る

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裏庭の柿の木の下に、落ち葉が沢山ある。

数十羽の メジロが かきをつっつく為に 群がる・・・・

 「おいメジロ君・・・。そんなに美味しいのかい?」

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何を 考えているんかい?

鳥が 去った後には 急に落ち葉が 増えている。 汚す犯人は 君かね!・・・。

ひんやり

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DSC07388.jpg ひんやりと 感じる朝の光

晴れた朝の空気が気持ちよい。
 朝日が 金木犀の木に陰影を残す。
空の蒼さが 一段と深い。

4時に起きて、出かける予定だったが、実際4時に起きた時には
眠くて フラフラ・・・。断念して またひと眠りした。すでに8時を少し回ったころ目が覚めた。

眠い目に、朝日の輝きが・・・。

「今日は青それとも赤」

この間買った茶碗(ふくろうの・・・) でコーヒーを飲む。 器の違いがコーヒーに微妙な味わい。

朝食の後のコーヒータイム。

曇り?

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 久しぶりに朝晴れた。富士山が雪化粧しているのを確認したが、どことなく不自然な雪のつき方。
しばらくして曇って来た。なんと残念なことに、寒くなってしまった。快晴が期待されるが、明日の休日で
晴れるだろうか?天気予報とはかけ離れた天候になる事がしばしば・・・。2連休に入るが・・・、
写真をとる事が出来るほど快晴になって欲しい。
新聞の天気予報は晴れであるが・?
 

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